信頼できなくなった米国の「核の傘」、日本のSLBM保有に現実味
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/75649?page=3
「米国は冷戦終結以降、1発の核弾頭も生産していない。
 代わりに2020年に核弾頭の改装計画を立てたが、延期が相次ぎ、いまだに実行されていない」
「米国は1995年から2020年までの間に11683発の核弾頭を廃棄し、それに加え3000発を退役させてきた。
 現在の核弾頭の大半は既に数十年が経過している」
「米国は冷戦期には年間約1000発のプルトニウム・ピットを生産していたが、
 1989年以降定常的な生産を中止し、2012年以降は1発も生産していない」
「プルトニウム・ピットの生産は複雑な作業で、長期の時間と莫大なコストがかかり容易ではない」
「それに対し、中・ロ・朝・パキスタンはピットの生産を続けている。今からピットの生産を
 再開し維持するのは困難である」
「米国は4000発の新しいピットを必要としており、2030年以降2080年まで、毎年80発のピットを
 生産し続けねばならない」
「既に、現在は6年遅れ2036年からの生産開始になる予定だが、2021年度にはそのための予算すらつかなかった」
「新型のICBMは古いピットでは動かない。NSSAには全般を統括する計画がなく、ピット生産計画もない」
「米国では、いまだにピットの生産も核戦力の能力向上も実現されていない。
 残された時間内に米国は、核インフラの再建に全力を挙げて取り組まねばならない。
 『弱者の平和は決して機能しない』のである」
(注)ピットは爆縮型核兵器において核分裂性物質およびそれに取り付けられた中性子反射体
 またはタンパーからなるコアのことで、桃やアンズの固い種にちなんで名付けられた。

実はアメリカには兵器級プルトニウム生産用の黒鉛炉が無い。ので兵器級プルトニウムは作れない。
もちろん高速炉も無いし、なんならトリチウム生産炉も無い。
常陽を再起動して兵器級プルトニウム生産炉にしてアメリカに売ってはどうか