ウクライナ国防省のGUR副長官ヴァディム・スキビツキーへのインタビュー記事抜粋
://www.rbc.ua/rus/news/vadim-skibitskiy-gur-gotuemosya-mozhlivih-1687462649.html

・秋~冬のインフラ攻撃で一度に80発から100発のミサイルが使用され、ロシア連邦の兵器庫と予備が枯渇している
・なのでロシアは製造したミサイルを直ちに前線へ送っている。今年4月に製造されたミサイルの破片が発見されている
・ロシアは積極的にダミー目標を使用し始めており、例えばKh-55巡航ミサイルを改良したダミーが確認されている
・「イスカンデル」と「キンジャール」には50以上の西側電子機器が使われているが製造は継続している。我々は制裁逃れに協力する国のリストを把握している
・ミサイルの生産は増加した。一部は3~4倍になっており、Kh-101が30~40発、キンジャールが最大6発と見られる
・ミサイルの生産水準は戦前に比べて若干ながらも向上している
・「バル」や「バスティオン」対艦ミサイルシステムは陸上目標にはあまり効果的ではなかった。しかし露軍はこれらの近代化に非常に積極的に取り組んだというデータも確認している。将来的な危険性はある
・シャヘドについて様々な情報があるが、ロシア国内での生産は確認できていない。在庫は300機程度だが油断はできない
・今後の予想はしたくないが、今後2~3か月以内に活発な敵対行為が起こるだろう
・我々はロシア軍の再編に注目している。レニングラード軍管区とモスクワ軍管区の改革と修復を正式に発表しているように、冬季攻勢に投入される兵力を推定することが重要だ