「退職したくても簡単に辞められない……」自衛隊の岐阜乱射事件と同様に深刻「週に1人が自殺」の実態

候補生教育での成績、部隊配属後の目標となる陸曹候補生課程での成績の順位で階級が昇級する早さなど自衛隊人生が決まり、部隊勤務での努力では覆すことはできない、努力しても報われないことも知ります。そして、集団生活なので嫌なことから逃れられない、退職したくても簡単に辞められないことも悟ったのでしょう」

上記のような、自衛隊人生に自分が納得できるような希望を持てずに自殺した者は、多い時には年間100人もいた。84人を記録した2017年以降、徐々に減ってはきているが2021年も53人いて、週に1人は自殺で亡くなっている計算だ。ちなみに、『兵士を守る:自衛隊にオンブズマンを』(作品社)の著者、三浦耕喜氏が2013年11月に公表した人口10万人あたりの自殺率のデータは自衛隊員が33.3に対し、ドイツは7.5で同国の一般国民の11.5より低い。当時、アフガニスタンとの紛争真っただ中だったアメリカは20.2で自衛隊の方が高い。別の現役自衛隊員がこう続ける。

「兵士の場合、生活に困り将来に不安を感じることはないため、ドイツ軍の値のように、一般国民よりは低く出るはずなんです。戦争に参加していない自衛隊の場合、紛争中だったアメリカよりも自殺率が高いということは原因はやはり“内部”にあるということです」

(全文はソースで)
https://friday.kodansha.co.jp/article/319104?page=1

ロシアとどっちがやばいんやろ自衛隊