令和3(2021)年には、日米間の相互運用性の確保のため、米国装備品とのデータリンク連接にかかる研究事業を新たに開始するなど、米国から必要な支援と協力を受けながら、わが国主導の開発を行っている。さらに、次期戦闘機のエンジン、搭載電子機器などの各システムについては、開発経費や技術リスクの低減のため、米国及び英国と引き続き協議を行い、協力の可能性を追求しており、2021年12月には、日英防衛当局間で、エンジンの共同実証事業を2022年1月に開始することを確認し、さらなるサブシステムレベルでの協力の実現可能性も検討するため、共通化の程度にかかる共同分析を実施することとした

これが昨年度の防衛白書の記述
今年度のと読み比べると、劇的に情勢が変わったことがわかります
この記述を読めば、サブシステムレベルの共通化という文言があるように、別計画での協力を考えていたのは明白です
そしてイタリアと交渉してるなんて話は全く記載されていません
イギリスと共同分析して話を年末迄に纏める段階で内容が激変させることが起きたことになります
突然と交渉相手にイタリアが出てきて、そして、次期戦闘機と共通機体にするという話になってしまったのです
この激変の主因がイタリアなのは明白でしょう