そもそもX-2は次世代機を開発するのに必要で、かつ日本では不足していた分野における要素技術研究の中の一つに過ぎない。
電波及び赤外線の低被観測性技術、ステルス性と高運動性(空力性能)を両立する機体形状、自己修復飛行制御によるロバスト性の確保
推力偏向を用いた運動性の向上、ステルス性と高迎角・高速時のエンジンを安定性を両立するダクト設計技術、そしてこれらの要素を
一つの飛行制御システムとして統合するインテグレーションが主目的な訳だ(まあ細かい実証技術項目はもっとあるわけだが)

次世代機に必要なその他の要素技術については別の先行研究で開発を行っており、X-2単体で世代を論じるのはナンセンスでしかない。