>>147の続き
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b9bb7259ebbfd7ce5635aaa83eaac3aa340b286?page=2

>市内散策中に書店を見つけたので取材をお願いしました。ごく普通の書店ですが、一角にフランスのバンドデシネと漫画の棚が並んでいます。
>撮影しているとお母さんと女の子がやってきて、『推しの子』第1巻を大事そうに抱えて買っていきました。
>大好きとのことで、フランスでの『推しの子』人気恐るべし。

フランス人の(おそらく)JSに日本のアイドル文化がどこまで理解できるのか定かではないけど、あのOP「アイドル」のインパクトは
かなり全世界的だったというしねー。

>取材後記:ジャポニスム2.0
>幕末から明治初期にかけてパリを中心としてジャポニスムと呼ばれる日本美術ブームが起きました。
>異国趣味のジャポネズリーと呼ばれる前駆段階を経て、幕府と薩摩藩がパリ万博に出展した民芸品や工芸品に対してパリ庶民たちが熱狂し、
>ジャポニスムへと開花します。
(中略)
>ジャポニスムの時代のオスカー・ワイルドの著作『Decay of Lying』の中に、このような一節があります。
>「日本全体が純然たる創作であって、そんな国も人も存在しない」

>この一節は日本を理想として熱狂する知人に対し諫めたものですが、今一つ筆者の理解を超えていました。
>しかし、実際にパリのJapan Expoに4日間通い詰めてようやくこの一節の意味を理解できました。

>会場では連日カラオケの前に集まって日本語でアニソンを大合唱する様子など、オスカー・ワイルドが目にしたのと同種であろう“熱狂”の
>光景を追体験してしまったのです。
>あまりの熱狂ぶりに心の中では「熱狂的過ぎるでしょ、みんなちょっと鎮まって!」と。 でも半分くらいまた来年来たいと思っています。

19世紀後半のジャポニスムを第1次、1970-80年代のグレンダイザー等を中心としたアニメ人気を第2次とすれば、2010年代以降の
日本のサブカルチャーや食文化、そしてネットによる伝播力の速さは第3次ジャポニズムと言える現象でしょう。