元々が、戦車に追従できる機動性がある、敵の軽装甲車両や歩兵を制圧できる火力を持った重装備の兵員輸送車なわけだが、
それ単独で攻撃すると戦車と比べ大きく劣る防御力のためにあっさりやられる、というのは最初に使われた第四次中東戦争で
解っていたことなのだが、防御に関しては増加装甲を加える程度の改修に終わった
その後は非対称戦での携帯式対戦車火器に対する防御力に特化させた、イスラエルのナグマホンやアチザリット、ナメルといった
旧型戦車を大改造したタイプや、戦車の後方から火力支援するのに特化したロシアのBMPTのようなタイプに分かれ、兵員輸送は
コストが低く路上で速度の高い装輪型に任せる傾向にある