IHIとRRの比較あったし前スレにあったMHIとBAEの比較も貼っとこ

機体設計の進捗におけるMHIとBAEの間の差を報道された発表をベースに比較すると

MHI
2020年8月にRCS試験のモデル発注、2021年10月末納品、2021年11月末にDMUの完成は5年以内と公式に発表
2022年9月のMHI技師長のインタビューでは(モデル化はかなりの労力が伴う作業のため)デジタルツインのモデルはどこまで作り込むか
検討しながら進める、デジタルスレッドについて既存システムと新たに導入するシステムの取捨選択を判断して慎重に進めるという進捗

BAE
2020年8月にテンペストの開発におけるデジタルツインとデジタルスレッドを発表
複数の機体形状モデルを設計してコンピュータシミュレーションで空力特性を分析したのち
シミュレータでパイロットが飛行テスト、さらにこれらのデータを元に3Dプリンタで模型を作って
マッハ2以上の風洞で試験をやって得られたデータで機体形状を改良する
デジタルスレッドについて工場をIndustry4.0化してデータツインで得られたデータを使ってシミュレーションして製造の効率化を図る
2023年6月にBAEがメディアを招いたGCAP進捗のプレゼンではRAFのパイロットによってシミュレータでの飛行テストを125回行ったと説明

会社の発表と責任者の実名インタビューの記事だけで見ると共同開発の発表までの機体設計の進捗では
三菱はBAEより5年以上遅れてて、三菱単独だと防衛省が提示した2027年に試作機地上試験という仮スケジュールには間に合わないのが分かる