2023.08.7
ウクライナの精鋭、失敗から学んだロシア軍は手強く困難な相手に豹変した
https://grandfleet.info/us-related/ukrainian-elite-russian-army-learned-from-failure-turns-into-formidable-and-difficult-opponent/
(抜粋)
因みにウクライナ軍が要求する情報・監視・偵察(ISR)用途向けのUAVは「4桁」ではなく「5桁」に到達しており、
侵攻後にウクライナ軍が養成したUAVオペレーターの数は1万人を突破していたが、フェドロフ副首相兼デジタル化担当相は
6月「新たに1万人のオペレーター養成を開始する。ロシアとの戦いは技術戦争の側面が強く、専門の知識をもったオペレーターを
出来るだけ多く養成するのが重要だ。今日の戦いでUAVが果たす役割りは計り知れないものがある」と述べている。
(中略)
特に重要なのはGPS信号が妨害されている環境下でもUAVを飛ばすための「手動飛行技術」で、他にも戦場で商用向けUAVを
使用するためには幾つもの手順(例えばUAVのカメラは発射地点からある程度離れるまでスイッチを入れない=墜落したUAVから
映像データを吸い出した敵が運用地点に砲撃を加えてくるの防止するため)があり、商用向けのオペレーターをただ戦場に連れてきても
殆ど意味がなく、恐らくウクライナ軍が確立した運用ノウハウと戦場での経験はNATOにとって計り知れない価値をもたらすだろう。
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5桁ってことは「万単位」のドローンが投入されてる、ってことだよな。
完全自動飛行のAIドローンでもない限り、必ずオペレーターが必要になる。
まさかドローンオペレーターの数が戦場のISRを左右することになるとは。

実戦で培ったウクライナ軍におけるドローン運用のノウハウ、NATO軍だけではなく、
自衛隊にもご教授願いたい。
戦後の復興支援の見返りとしてお願いしてはどうだろうか。