台湾危機の際に参戦のメリットデメリットを冷静に考えるとこうなる....という退役米陸軍中佐の主張を御覧ください。
https://aviation-space-business.blogspot.com/2023/08/blog-post_12.html
>アメリカが参戦しないもう一つの代償としてよく言われるのは、中国に不沈空母を渡すことになり、北京はより遠く太平洋にまで力を及ぼすことができるようになるということだ。一方、アメリカの信用は失墜する。軍事的には、中国が台湾を領有することは確かに戦術的メリットはあるが、戦略的な決定力はない。中国軍が太平洋におよそ100マイル進むだけで、アメリカ西海岸からはまだ6,699マイルも離れている。
>これでアメリカの信頼が失われるという主張は弱々しい。日本、韓国、オーストラリアなど同盟国とは異なり、アメリカは台湾と相互防衛条約を結んでいない。破壊的な戦争から手を引くことは、ワシントンの約束を破ることにはならない。
>戦いから手を引くことで、米国は軍事力を完全に維持できる。中国軍は軍事力の大幅な破壊を被り、修復に数十年かかるだろう。中国軍はインド太平洋全域で米国よりはるかに弱いままだ。戦争を辞退する「コスト」のひとつは、アメリカの国家安全保障が中国と対照的に強化されることである。条約相手国に対するアメリカの強さの信頼性は、低下するどころか高まるだろう。
>中国が台湾を攻撃した場合の世界経済秩序への影響は深刻で、専門家が警告しているように最悪になる可能性がある。しかし、アメリカの軍事介入を主張する人たちがほとんど誰も取り上げたがらない厳しい現実は、戦いを選択することで、アメリカは経済的損失と国家安全保障能力の低下を同時に被るということである。このような二重損失から立ち直ることはできないかもしれない。

日本政府の戦意の旺盛さとは対照的だの
麻生「ルフィは決して友達を裏切らない」


麻生氏「戦う覚悟」発言、台湾で波紋 与党系と親中派で賛否両論
https://www.sankei.com/article/20230809-ZMN6LEC7SNPAXIGWR4WZIKTL3A/