「イタリア空軍はスペイン内戦で複葉戦闘機CR32が大活躍したから複葉はまだまだやれると思い込んでCR42まで複葉だった」
という話が古い本やあまりディープじゃない解説動画等で散見されますが
これはガセで実際にはイタリア空軍はCR32が活躍しても複葉戦闘機の時代は遠からず終わると正しく理解していて単葉戦闘機への移行を進めていたが
中々進まなかったので単葉までの繋ぎのつもりだったCR42が已む無く遅くまで第一線を張らねばならなかった、であってますよね?
また「パイロットが格闘戦至上主義に固執して軽快な複葉機にこだわっていたから高速戦闘の単葉機への移行を拒んでいた」という話も出てきますが
空軍において機種更新や空戦理論は上が決めてパイロットはそれに従うものであってパイロットに機種更新を拒む権限なんか無いと思うのですがどうなんでしょう?