食品業界用の用品カタログには食品用スコップと呼ばれる製品があって、給食センターや食品工場等で使われているが、オールステンレス製な事を除けば一般的なスコップと同形状で、製造メーカーも同じ事が殆ど
(但し、接合部への食品残留を恐れて全溶接構造とした物や、逆に使用後の分解洗浄が可能な物も存在する)
要は木部への食品の染み込みや、金属部の塗装やメッキの剥がれが食品衛生上の問題になって、オールステンレス化される以前は、普通のスコップが食品業界で流用使用されていた訳だ
食品用スコップを使わない理由としては、生産流通量の違いによる調達費用の高さ(数倍)だと想像される