>>702
現代女性、特の若い女性たちの、
「他にもやりたいことがいっぱいある。いろんなことをやって幸せになりたい。」
という願望、あるいは「幸せの選択肢(オプション)」が増えたことで、
相対的に妊娠・出産の優先順位が低下してしまったのだ。

女性個人の人権や幸福追求権という立場で考えるなら、これは良いことだ。
だが集団や社会全体で見た場合、必ずしも全体の利益に合致しているとは言えない。
経済学で言うところの「合成の誤謬(ごびゅう)」という現象そのものだ。

欧州では女性の社会進出と育児支援を推進することで少子化対策しようとしてきたが、
大量の移民を受け入れても出生率の低下に悩まされ続けている。
もう従来の「女性を支援する」というやり方では、少子化が食い止められないことが明白になってしまった。

あとは民主主義という政治体制と、どう折り合いをつけるのか、だな。