しかし講談本であると割り切れば流石は丸編集長が入魂で執筆しただけあって大空のサムライは素晴らしい名文で読ませるよね
時代が降って戦史叢書が出版された後になると読者からここが違うって指摘されるから編集者が戦史叢書と食い違ってないか確認した平板な空戦記が増えるのだけど、サムライは何事にも縛られず何処までも自由に翼を広げて大空を零戦が翔ぶ話だから読んでて清々しい
零戦ブームの立役者なだけはあるよ
坂井が零戦パイロット仲間達から蛇蝎の様に嫌われた原因の一つでもあるが