大湊地方隊、横須賀へ統合/防衛省発表
https://news.yahoo.co.jp/articles/9da590384dafb13938215b13339556625b5bac7c
防衛省は31日、海上自衛隊大湊地方隊(青森県むつ市)を2024年度、
横須賀地方隊(神奈川県)に統合すると発表した。
改編に伴い「大湊地区隊(仮称)」と名称を変更する方針。
大湊を拠点とする護衛艦を1隻増やして計8隻体制とし、大湊地区全体で約3千人規模の定員は維持する。
大湊地方隊に所属する警備隊、弾薬整備補給所、造修補給所などは地区隊が引き継ぎ、
艦艇の後方支援を担う。
大湊地方隊のトップは現在、海将の地方総監が務めている。
地元の山本知也むつ市長は海将ポストの継続配置を求めており、
同省の担当者は「大湊基地の重要性は理解している。
指揮官はしかるべき格(階級)になるように検討する」と話した。
大湊地方総監は「大湊地区総監(仮称)」、大湊地方総監部は「大湊地区総監部(仮称)」と改称する方向で、
法改正を経て正式に決定する。
同省が公表した24年度の概算要求にはこのほか、大湊基地が面する芦崎湾の掘削工事を盛り込んだ。
大型の護衛艦が寄港できるよう、現在の水深約10メートルを同約11メートルまで海底を掘り下げる。
27年度に完了予定。これに加え、老朽化した桟橋の係留施設なども改修する。

地区隊を新設なら北海道側の函館か室蘭にも地区隊を作れや