中国の超リッチZ世代エリートが続々と帰郷、米中緊張の中で祖国選択 - Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-09-25/S1D0JNDWX2PS01

>かつては切望されていた海外での仕事や外国籍を避ける中国の若者が増加している。
中国が世界最大規模の億万長者の海外移住と資本流出の増加に直面している半面、
地政学的緊張の高まりと、中国人に対する海外での反感が高まっているという認識が、
若者たちの考えを変えつつある。

>中国人事社会保障省の情報センターによると、留学先から帰国した中国人卒業生の数は22年に
前年比で8.6%増加した。海外に留学する中国人の数が増加する一方で、帰国を選ぶ中国人も
増えている。海外の大学への入学者に対する帰国者の割合は、今世紀初頭の23%から19年には
82%に増加し、58万人以上の中国人留学生が帰国した。

>製造業は中国からの生産シフトを進め、米国とその同盟国は中国による最先端半導体への
アクセスを制限し、北京は情報の流れの管理を厳しくしている。技術盗用の可能性があるとして、
中国人の企業幹部や学者らが米国で追跡されるケースもある。世界最大の二つの経済圏が
切り離されている中で、中国の最も野心的な学生たちは海外でのビザ申請が却下され、
国内では若者の失業が増加している。

>「『ウミガメ』が国内教育を受けた同世代の人材と差別化できるのは、
より実践的な経験やビジネス感覚、そしてグローバルな視野だろう」


アリとウミガメか。