清谷氏は昔からこれらの問題を指摘していた


自衛隊に異変が…「F35ステルス戦闘機よりも高い輸送ヘリ」を大量購入の「ウラ事情」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5371b5094ad8c27ce0feb121f4d0df1f21ca8102?page=2

「日本の防衛産業は欧米のように巨大産業化しておらず、家内工業の域を出ない」(陸自幹部)と評されるように、
整理統合されておらずコスト高を招いているのが現状だ。前出の陸自幹部はこう話す。

「本来はさっさと整理統合して大規模化するか、
アメリカや他国のライセンス生産の割合を増やして効率化するか、
どちらかの方向に進めないといけない。
しかし防衛省は常に『民間企業のことには首を突っ込めない』と弱腰で、
これまでこの問題を無視し続けてきた。

メーカーサイドとしても、短期的には発注増で喜んでいるかもしれないが、
中長期的にみた場合、需要がどこまで続くのか疑問視している企業が大半。
安易に増産体制を組んだり在庫を大量に抱えるわけにもいかず、戸惑っているのが現状だ。

政治家や防衛省がこのまま業界にメスを入れなければ、
現行の企業をゾンビ化するだけで、日本の国防に貢献することは難しいだろう」