https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/98373.html

NHKのこの記事にあるように、日英交渉にイタリア御一行が同行してきていたことがわかっている
イタリアはFCAS(テンペスト)参加国だが、イギリス使節団に同行してことにより
日本の次期戦闘機開発の内容や進捗状況、技術レベルなども知り、日英双方の計画を比較できる立場にあった
実現性が怪しいFCAS(テンペスト)に疑問を持ち、日本の次期戦闘機をベースにした方がよいという考えがイタリア軍当局内で高まったと推測される
そして対日接近開始とイギリスへはFCAS(テンペスト)への不支持を昨年4月頃に表明した

イギリスもイタリアの不支持撤回を求めて実証機構想等を打ち出すも効果なく、代替案の検討を加速するしかなくなった
そして、日本の次期戦闘機を共通プラットフォームにするGCAPに合意した

BAEやRRにしてみれば、FCAS(テンペスト)をやる前提での研究を進めており、
その為に日本の次期戦闘機に直接関与することには関心が低かった
それが僅か半年程度で日本の次期戦闘機ベースのGCAPなんてものが政治的に合意された
結果的に日本の次期戦闘機開発にBAEやRRが関与してないのは当然だった