>>507
南シナ海のルート確保はSLBMの対米核抑止力確保で極めて重要だから

https://ah.nccu.edu.tw/bitstream/140.119/104785/1/43-2-1.pdf
中国海軍の水上艦艇と潜水艦にとって、西太平洋に進出する主要なルートは二つある。
ひとつは東シナ海から南西諸島の間を抜けるものであり、もうひとつは南シナ海からバシー海峡を抜けるものである。
ただし両者を比較すると、東シナ海ルートは南シナ海ルートよりも中国海軍にとって負担が大きい。
なぜなら東シナ海には高いISR 能力や対潜水艦戦能力を有する米軍や自衛隊の強固なプレゼンスが存在している上に、
この海域は比較的浅いために潜水艦の行動も秘匿しにくいからである。
他方で南シナ海における米軍のプレゼンスは東シナ海よりも手薄であり、また南シナ海は海底が深いために、潜水艦の行動を秘匿しやすい。