>>26
南北戦争は内戦であり、19世紀半ばは既に鉄道網が発達していたので後背地からの輸送はそれ以前の戦争に比べればかなり楽だった
それでも駅や物資集積所から前線への物資の輸送は整備されない道路と馬車に頼っており、局所的には食糧や弾薬が不足する部隊もあっただろう
特に兵士だけでなく馬にも必要な飲料水の確保は重要で、1862年のケンタッキー作戦では南北両軍ともに渇きに苦しむことになった

それでも工業化された北部の方が兵站については南部より優越しており、戦争の進行に従ってその差は大きくなっていき勝敗を分けることになった