これが記事のざっくり日本語訳。

日本の株式会社IHIと英国のロールスロイスは、グローバル戦闘航空計画(GCAP)の下で提案されている将来の戦闘機に動力を供給する
エンジンの開発に着手しました。
IHIの航空エンジン事業、宇宙事業、防衛事業の佐藤敦副社長は、千葉で開催されたDSEI Japan 2023で、2021年12月に共同開発契約を
締結した後、両社が人材や技術の交流を始めているとジェーンズ氏に語った。
佐藤氏によると、「共同実証エンジン」プロジェクトと名付けられたこの共同プログラムは、GCAP戦闘機に十分なコンパクトさを備えたエンジンで、
発電や熱エネルギー管理などの能力を実証することを目的としているという。
「現在、IHIのエンジニアをロールス・ロイスに派遣し、ロールス・ロイスから日本にエンジニアを派遣しています」と佐藤氏は言う。
「検証が必要な新しい技術はたくさんあります。もうひとつの優先事項は、新しい戦闘機に確実に組み込めるようにエンジンを設計することです」
両社は2020年代後半までにエンジンのプロトタイプを開発し、2030年代半ばから生産されるGCAP戦闘機の初期バッチに統合できるようにすることを
目指していると述べた。エンジンの初期テストは英国で行われる予定だという。
佐藤氏はまた、IHI-ロールス・ロイスの共同実証エンジンに関する関与の範囲は、二国間の技術移転をより一層可能にする将来の日英協定を通じて
さらに深まることが期待されていると述べました。日本と英国は2013年に防衛装備品と技術移転に関する最初の協定に調印した。

あくまでも共同実証エンジンをIHIとRRが共同で開発する、という事しか記載されておらず、それが日本の次期戦闘機用エンジンだとは何処にも書かれていない。
共通プラットホームベースのGCAP機への搭載を目指しているという将来目標が語られているだけだな。