>>772
恐らく燃焼温度が上がることで炭化水素系燃料を燃やす際に発生するNOxの指数的な増加による効率的限界・頭打ちの話だと思う
NOx生成は吸熱反応だからね
レシプロエンジン等ではよく対環境性能の指標として上げられるものだけど、
これはより温度が高いジェットエンジンの、しかも軍事用となると性能そのものを左右する要素になる
耐熱素材もそうだけど高度に最適化されたターボジェット・ターボファンにおける構造的な理論的限界もあるって事だね

余談というか蛇足だけど、文明的な観点も含めて大気中でのジェット噴流を使った推進機関の究極形はイオンエンジンになると勝手に思ってる
確か中国では実用化を見越して絶賛研究中で、アメリカも行く行くは超伝導のように
エネルギー供給(発電)と恒常的な推進を自己完結出来る電動推進機関を目指して理論研究がされている筈