>>296-297
捕鯨砲の銛や水中弾がそうであるように、速度をつけて水面に突入する物体は先端が尖っていると着弾(着水)した瞬間の水面との摩擦力が足りなくなる(先端の面積小さいから当然そうなる)ので、自己の直進する力を着水面が摩擦力で支えられないので着水した瞬間に「滑る」。
そのため前進力が正面方向以外に逃げてしまうので、着水後に直進しない。
先端をある程度平らにしておくと十分な摩擦力が得られるのでしっかり前進して水中を進む。

で、
>>277
上で書いたこととは逆に、着弾した物体に砲弾その他の尖った先端部を十分に支えられるだけの摩擦力が発揮できるなら、先端が尖っていたほうが前進するための抵抗が少ないから十分な前進力が得られるのでより真っすぐ進む。
先端が丸かったり平たかったりすると自身が前進するための力より抵抗のほうが大きくなるので、まっすぐ進まず、抵抗があることによって前進方向がズレるので、横に逸れて動いていく。

ただ、銃弾の場合弾頭の形状をあえてそうする(前進抵抗が大きくなる形状にする)ことでわざと着弾後に前進させず、横に逸れて動いていくようにして着弾後に着弾地点の周辺を大きく破壊する、って効果を狙うこともある。
弾頭の丸い拳銃弾のほうが対人威力(命中してより大きな損傷を与えtる能力)が高かったりするのはこのため。