>>394
M60は分隊機関銃(分隊支援火器)としては重い(その他問題いっぱい)、ライフルと弾薬の互換性がないとして問題になり、M16の分隊機関銃型も開発されたけど試験の結果「役に立たない」としてボツ。
仕方なくM60を使うことにしつつ更新品を模索して、M60ベースの5.56mm弾型開発したけどFN-MINIMIと比較試験したらお話にならない性能だったのでボツってMINIMIが採用された。

ということで陸軍のはMINIMIを米軍仕様にしたM249に更新されたけど、5.56mm弾は威力と射程が不十分だという意見が主勢だったので分隊より上の単位で使う汎用機関銃としてはM60が改良型の開発を行いつつその後も使用された。
ただし海兵隊だけは「ライフルより威力がなくライフルより遠くのものが撃てない機関銃は機関銃ではない」として全面的にM60を使い続ける。

しかしM60の問題点は許容し難いとされて、同じくFN社製のMAG 7.62mm機関銃が新型汎用機関銃として採用、米軍仕様のM240としてM60を全面更新することになった。
でもM60も州兵部隊を中心に延々と使われていたし、陸海軍の特殊部隊は「5.56mmでは威力がなさすぎる時がある」としてM60を使い続けていた。
(特殊部隊向けは結局M249の大口径型に更新される)