・台湾の潜水艦に関するイギリスの関与
9月28日に台湾国際造船(CSBC)で進水した台湾初の国産潜水艦海鯤 Haikung(SS-711)だが,これにイギリス企業の関与がある模様。
英国防省が公表した武器輸出関連統計において,2023年の第1四半期に台湾向けとして21
件・総額3,160万ポンド分の輸出許可があった旨の記述がある。

・ブラジル海軍向け原潜の建造を開始

10月4日に,ブラジルのサン・パウロ東方,マデイラ島近くにあるICN(Itaguai Construcoes Navais)で,ブラジル海軍向け原潜アルヴァロ・アル
ベルトAlvaro Albertoの建造で使用する鋼材の切出しがスタートした

・ オランダ海軍の潜水艦ワルラスWalrus(S802)の退役式典が,10月12日に行なわれた。就役期間は31年間,累計航海日数は約3,000日。
  今後は現役にとどまる同型艦に部品を供給する
 
・オーストラリア海軍の原潜要員の第2陣が,サウス・カロライナ州チャール ストンにある米海軍原子力機関学校における訓練課程を修了
 この後は実 機を用いた訓練に移行する。

・米海軍攻撃原潜ヴァ―ジニア級22番艦ハイマンG.リッコーヴァーが10月11日に引き渡された。