なんで国だ

プーチン大統領ネタ 身の危険も…

 ロシア国内でコメディアンが活動するには、政府の圧力以外にも壁があるという。

 ロシアからジョージアに逃れたコメディアン集団・コミグレーションの共同創設者イリヤ・オベチキン氏によると、「2016年ごろからプーチン大統領を題材にしたネタは演じにくくなってきていた」という。

 モスクワでコメディアンとして活動しているボリス・ゼリガー氏は、「今、政治的なネタを扱うと『笑い』が起きることはなく、むしろ『命知らずだ!』と驚かれてしまう」と話しているという。