防衛費43兆円、さらに8000億円以上も超過の恐れ 
防衛省幹部も「これはかなりまずい」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/284756

2023年度から5年間の防衛費を総額43兆円とした政府の防衛力整備計画を巡り、
円安や資材高などの影響で装備品の単価が跳ね上がり、
既に計画額より8000億円以上超過する恐れがあることが、本紙の試算で分かった。

防衛省が調達数量や単価を公表していない装備品も多く、
本紙の試算は一部にとどまる。



防衛省は増額理由として、円安や資材高、労務費の高騰などを挙げる。
昨年末の計画策定時は原則1ドル=108円で換算したが、
今年8月の24年度概算要求時は1ドル=137円で換算した。

木原稔防衛相は18日、本紙などのインタビューで
「(43兆円の)金額の範囲内で行うことが重要だ」と述べ、
経費の精査などを徹底すると強調した。