坂井三郎のゼロ戦とジェームズ.J サザーランドのF4Fがガダルカナルで1対1の空戦をしている

左垂直旋回になった
首が折れるほど上向いて瞼のギリギリのところで敵機をとらえるのだがこの状態はひどい苦痛だ
はげしいGで貧血気味になり両足が膨れてくる
たいていの者はこの苦しさに耐えかね他の操作に移り食われるのだ
だから巴戦では技術よりも「なにくそ!」と頑張ることが大事なのだ
そして5旋回目で敵が前にのめってきた
坂井は50mほどの距離からエンジンをめがけて20mmを5,6発撃って仕留めている
サザーランドはパラシュートで脱出した

横の旋回は互角の性能だということがわかる
縦の旋回ではゼロ戦が圧勝する