米から中国に返還のパンダ 一部返却を示唆 習近平国家主席
NGK 2023年11月17日 8時58分

アメリカから貸し出し期限を迎えたジャイアントパンダが相次いで中国に返還されていることをめぐり、中国の習近平国家主席は、
一部をアメリカに戻すことを検討していることを示唆しました。
これに対し、アメリカ・ホワイトハウスの高官は、中国側の今後の決定に期待を示しました。

アメリカでは近年、貸し出し期限を迎えたジャイアントパンダの中国への返還が相次いでいて、11月8日には、首都ワシントンの
動物園から3頭が返還されたことで、残っているのは南部ジョージア州の動物園のパンダだけとなっています。(後略)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231117/k10014260811000.html

絵に描いたよなパンダサラミ戦術だな集金兵。

米中関係の悪化と共に、曲がりなりにも米中友好のシンボルだったパンダを、「貸与期限超過」の名目で次々引き戻すやり口は、
共産党のマウント取りに活用され、人民の留飲を下げる効果がありました。

でも半導体やその製造装置を始めとする対中経済制裁や包囲網が機能し始め、中国の不動産バブル崩壊を仏よりも偉い
共産党の権威と強権を以てしても押し留められなくなっては、そんな余裕も失せた様ですが。

そこで一旦はリリースしたパンダを再び米国に貸与する事で、上辺だけでも米中関係改善のカードとして使いたいのでしょう。

そんなみみっちい手口で米国の世論が懐柔される程チョロい訳でもありませんが。