日本郵船運航の輸送船「ギャラクシー・リーダー」、イスラエルのビジネスマンが共同保有
読売新聞 11/20(月) 18:44配信

イスラエル首相府は19日、日本郵船が運航する船舶がイエメン沖の紅海でイエメンの反政府武装勢力フーシに乗っ取られたと発表した。
日本人の乗組員はいなかった。

フーシはパレスチナ自治区ガザでの戦闘に伴い、イランの支援でイスラエルにミサイルを撃ち込んでいる。
船の拿捕で、国際的な海上輸送に影響を及ぼした。

日本郵船などによると拿捕されたのは、自動車輸送船「ギャラクシー・リーダー」。 積み荷はなくトルコからインドへ向かう途中だった。
船は英国企業とイスラエルのビジネスマンが共同保有している。
乗組員は、ウクライナ人やフィリピン人ら25人でイスラエル人はいない。 イスラエル首相府は「イランのテロ行為だ」と非難した。

西村経済産業相は20日の閣議後記者会見で「エネルギー安定供給に直ちに影響は生じない」との認識を示した一方で、
「様々な物資が運搬されるルートで、サプライチェーン(供給網)を含め、日本経済に影響を及ぼしうる」と懸念を示した。
石油連盟の木藤俊一会長は20日の記者会見で、自衛隊による警護の拡充要請を検討する考えを示した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3e69bc5ce13f9a8286c59f94a55fa19aa4791a4

公開でフーシ派に拿捕された日本郵船運航の船舶は、イスラエル人ビジネスマンとの共同保有だったそうで。

なお自動車運搬船ではあったものの、積み荷の自動車は降ろした後で空船状態でした。