スペイエンジンが出た頃はRRは頑張ってたのだが、F100エンジンが出たあたりから米2社が欧州メーカーを圧倒しだした
F100エンジン搭載したF-15&F-16は欧州戦闘機を明らかに性能で圧倒していた
更に高推力と高信頼性を両立したF110エンジンが加わり、欧州メーカーは米2社に太刀打ちできなくなった
F110エンジンはF-2開発の責任者が「大変出来が良いエンジンで、試験中にエンジントラブルが全くなかった」と高信頼性を著書で絶賛してたくらい
単発機嫌いで有名だった空自も、F110エンジンの高信頼性を知ってからは単発機を毛嫌いすることが無くなった
欧州のラファールやタイフーンが、中型双発機という形態を選んだのは、そのクラスはアメリカには艦上機のF-18しかなく
アメリカ空軍機と真っ向勝負になることを避けることが出来たからだろう
大推力エンジンで単発機と大推力エンジン双発の大型機だと確実に欧州機はアメリカ機に負けることがわかっていた
それは現在でも続いており、単発機は古くても根強い人気があるF-16Vと最新のF-35に欧州機は太刀打ちできていない
で、意外にも大推力エンジンの双発という分野に出てきたのが日本だった
スリムなサイズで大推力が出来るエンジンとしてプロトタイプのXF9-1を出して良好な成績をたたき出した
その実用化・改良型のエンジンを次期戦闘機用エンジンとして現在開発中