>>338
ベトナムの戦訓ベトナムの戦訓とやたら喧伝されてた頃だな
高額なF-4より安いMiG-21の方が費用対効果で勝ってたとか
スパローが当たらなかったとか

でもベトナム戦争後半からはスパローも当たり始めたんだよなあ

そしてソビエトは当時最強の短距離赤外線誘導AAMのR-73を開発して
ベトナムの戦訓の喧伝文句に引っ掛かって高機動にした中型戦闘機が
西側諸国に増えて来るのを虎視眈々と待ち構えていた

のにアメリカが気付いて
それまで「次世代の戦闘機はカナード付き!双発!デルタ主翼!水平尾翼なし!斜め垂直尾翼2枚!!!」
って各国の専門家から軍事ヲタまで言っていたのをさっさと切り上げて
ステルス重視でAMRAAM搭載して視界外から撃つのがメインのに変わってしまった

だがここでアメリカがA-12が亜音速で飛んで護衛用にAMRAAM搭載する!なんて絵が広まったせいもあって
ステルス戦闘機は悉く鈍重というイメージも広まり過ぎてしまった

一般人の認識は2003年くらいまで「やっぱりステルスなんて信頼できないし
高機動っぽいフランカーの3面翼が最強じゃないのお?」って感じだったが
F-22で各機種とDACTを行って「こりゃシャレならん強さだ」と、みんなが認識して行った、って所だったな

2010年代からはこれにF-35の成果も広まって行ったと

まあ、西側メディアに対するソビエト系の情報撹乱がいかに強かったかを物語るエピソードでもある