バフムト~クリシェイフカ~ゴルロフカ~アウディーイウカは
鉄道線の兵站をめぐる戦いでもあった

ウクライナ側からするとゼレンスキーの死守命令もあったが、
バフムトの攻防はポパスナ~バフムトの鉄道の補給路を阻止する
為だった。また意義がよく分からないとされるバフムト南部の
クリシェイフカ・ゴルロフカに対するウクライナの攻勢も
ロシアの鉄道線による補給路の確保の阻止、と考えると合理制
はあるだろう

春の南部大攻勢が壊滅的な失敗に終わった時点で、ウクライナは
バフムトからアウディーイウカに至るロシアの鉄道線の補給路の
確立を阻止しようとしてきたのだろうが、それも失敗しつつある

ウクライナの道路網は貧弱であり未舗装の道路も多いので
ロシアは一貫して鉄道線による補給路の確立を目指している
ロシアは鉄道大国であり、実はわーくにと同じぐらいダイヤグラム
は正確に運用されている。鉄道線が155mm擲弾砲が届かないライン
までロシアが押し込めば、東部一帯の鉄道線の補給という意味でも
ウクライナは万事休す。ドネツク南西部一帯の攻略は加速する

その時は刻一刻と迫っている