クリミアもいまいち併合された実態がわからないよね。
欧米は侵略と印象付けてるけど、実際はクリミアでもマイダン反対運動があったようだし、クリミア海軍も当時ロシアに即寝返ってる。
民意が全くなかったとも言い切れないのでは。

正当性云々言うならマイダン革命に正当性があったのかまず議論した方がいいのでは。
一応民主的な仕組みのもと選ばれた大統領を暴力的に追放するのは法秩序の観点からは間違いなく正当性がない。
だとすれば国家の基盤である法秩序が断裂してると言うことだから、ウクライナと言う国自体がマイダン革命は以前と以後では別の国という見方もできる。
日本の憲法学を習った人ならわかると思うけど戦後日本の憲法の民定性について明治憲法からの法的連続性がないのではないかという議論があるように法秩序を無視した政変は正当性を論じる上では問題に一つになる。
マイダンに正当性がないとすると、地方がそれを認めない立場をとるのは正当性がないとは言えない。
現キエフ政権が一旦法秩序を無視して作られた基盤の上にあるとするなら、現キエフ政権が地方にとやかく言える筋合いはないようにも思える。