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>リベラル系の推す「社会科学」

まず、これは人間の社会なるものの構造を解明する「科学」です。
そもそも「人文学(humaity)」とは全く違う。一緒くたにしてる日本の学問体系は決定的に間違ってる。
19世紀のドイツで生まれ、WW2の前後にアメリカに亡命してきた知識人によりアメリカに根付いた。
当初は「行動科学」と呼ばれ、人間の行動を解明する「科学」であり、最初は「心理学」が生まれ、
さらに「経済学」「社会学」「政治学」が生まれ、全体を「社会科学」とカテゴライズした。

特にケインズ経済学を継承したポール・サミュエルソンの「新古典派総合」(マクロ経済学・ミクロ経済学)は、世界中の人間を魅了し、ひれ伏させた。
色々批判されてますが、今でもおれら日本人もマクロ経済学、ミクロ経済学の視点で見てますよね。
(ははぁ!(平伏) サミュエルソンさまぁ!)

ここで「リベラル派(≒民主党)」とは何なのかと言えば、1960年代のケネディ政権時代に最盛期を迎えた「社会科学の力を使って現実の社会を変える「科学信仰」の人々」のことです。

ところが、この政策は1970年代になると無惨な崩壊を迎える。
福祉予算がガンガン増えて財政が無茶苦茶になりました。インフレも進行しスタグフレーションにすらなった。