ナポレオンは、フランス戦役で自分とフランス軍が「フランスの重心」であると考え、神出鬼没の機動戦で連合国軍を翻弄した。

ところが、フランスの真の重心は、政経中枢のパリだったのだ。
ナポレオンを放置して連合国軍がパリに殺到し占拠するや、フランス軍の将軍連はナポレオンを裏切り退位を迫り、フランスは崩壊した。