>>494
>大日本帝國にも、ギベールの理想とする軍事國家に近い状態だった時期

ギベールが想定する「民族の戦争」は、「心震わせ高揚する魂の戦争」であると同時に、
その後、フランスは実際に「第0次世界大戦(ナポレオン戦争)」に突入し、累計で200万の兵士を失い、一世代の若者が絶滅し、
人口の構成の年齢比率が歪になり、ドイツに対してマンパワーで勝てなくなり欧州の支配的な地位から脱落した。
両儀的循環性が認められる話なのです。

戦前の大日本帝国は、WW2に敗北して約200万人の死者を出した。
(空襲、原爆、沖縄戦を考慮しても、死者の大半は軍人)
これは、当時、8千万人だった日本の人口構成にはほとんど影響せず、戦後、ベビーブームにより団塊世代が生まれ「あっ」と言う間に人口は1億を越えた。

ただし、その過程で、日本は「数では表せない重要なもの」を失ったのではなかろうか?