>>498
「兵士の資質を持った最良の国民(約20万)」を失った。

日本は、元々が「戦士の文化」があるにはあるが、特定の階層(武士階級)に偏っていた。
国民全体が国防意識を持った時代はなく(同じ島国のイギリスも?)、人口10%弱の「武家」の中で、
その中でさらに兵役適齢期の若者が「実態としての戦争」を担ってきた。
(6百万×(1/2(男女)×1/4(兵役年齢))≒ざっくり70万
これを官僚機構やら高等師範学校やらとの競合で分けあうと・・・良い数字だろう)

戦前から「軍旗を守るもののふは 全てその数ニ十万」(日露戦争当時)と言いますが、兵士の資質がある若者の数はそれで限界なんだ。
他は数がいても兵士適正の無いのを強制的に戦場につれてきてしまった。
だから、戦後にブチブチ言われてるんだ。

WW2では、人口比では案外、日本の死者の比率は小さい。
だが、「戦士の文化」の担い手である「コア中のコア」を失い、それで戦後には「戦士の文化」が希薄になった。

今の自衛隊も約20万です。良い数字です。
無駄に消費せず「大事に殺す」ことが肝要。
犬死にではなく、討死させるべし。