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>海軍の対潜軽視はどうにかならなかったでしょうかね

対潜や船団護衛について、日本軍はWW1の地中海派遣艦隊で知見を積みました。
その後、太平洋戦争になだれ込む前の戦間期、実は海防艦をふくめ船団護衛について研究しました。

その結果、必要な護衛艦所要が膨大と判明し、とてもではないが戦力整備は出来ないという結論に・・・
(それでもタイプシップを少数建造し、本当に必要になった時に戦時量産をしようとはした)

さて、船団護衛を諦めた日本海軍。
しかし船団護衛は必須です。ではどうするのか?

1)航路近辺の島嶼に航空隊を前進配置し常時航空援護の傘をかけちゃる。
2)艦隊を集中使用し、敵艦隊を撃破して敵根拠地を後退させてしまえば、船団護衛は不要になるのだ、わっはっは

まあ、究極の間接護衛とも言えます。

そして彼らは、艦隊決戦にアクセル全開加速で突入していった訳です。

ちなにみ、艦隊決戦と船団護衛。もし船団護衛に全振りし戦闘艦隊を縮小した場合・・・
艦隊決戦に勝てない戦闘艦隊は港に閉じこもり、対潜軽艦艇に護衛された船団には敵巡洋艦隊(戦艦も入るかも)が襲い掛かかって壊滅という姿が見えてしまう訳で・・・
(このあたりはW2大西洋戦争やWW2地中海戦域が勉強になります)