最近出版された米国のカクタクス戦闘隊の戦記によると
10/15未明に第八艦隊(金剛、榛名の翌晩の2回目だぞ)による飛行場艦砲射撃で稼働SBDは3機にまで減少 日の出とともに目と鼻の先で揚陸を始めた日本輸送船団攻撃にVMF-121のF4F 6機と寄せ集めで誰が乗っていたか分からないSBD 3機で0600発進攻撃 但しSBD1機は故障しており離陸直後に墜落 もう1機も油圧が死んでいてダイブブレーキが出せないので脚を下ろしたまま攻撃したとあるな
この攻撃の間に海兵隊司令部では故障機体の修理と燃料をかき集めて最後の総攻撃を準備 SBD12機とF4F 8機 P39 3機 P40 1機 PBY 1機を揃えた それまでに発見したガソリン全てを給油して日本船団に全力出撃 直後に一式陸攻24機が侵入して飛行場を爆撃したが全航空機は出撃済みだった
更に正午にエスペリッツサントからB17 11機が到着して泊地を爆撃 午後いっぱいSBDは飛行場と泊地の往復を続けて最終的な稼働機は4機にまで減少したが1740に日本軍は揚陸途中で中止撤退が命令されて輸送船団は泊地を離れる
文字通り太平洋戦争の天王山だよ この日第二師団全てが揚陸出来ていればガダル戦は日本が勝った可能性が高い 米軍も土俵際ギリギリいっぱいだった