>>716
測的甲法も理解してないのに、何が「だろ」だ

的長既知を前提に的の運動ベクトルを計算する甲法は、艦級を誤認したら原理的に当たるはずがない
艦級誤認が相次いだ大戦中、最後のサマールまで現場にこんなことを言わせるのは、海軍として対策できてないことの証拠

電探射撃にしても、サマールでは捜索レーダーを使った戦果不明なレーダー射撃をしました、距離精度は高いが方位精度がダメだから今後研究必要などと言ってる段階
アメリカではとっくに射撃レーダーMk3を採用したがそれに満足せず、弾着観測に必要な分解能が課題としMk8、Mk13と改善を継続した

昨日から言ってるのは成果物のクオリティという分かりきった話ではなく、現状に満足せず勝ち戦からも戦訓を抽出して改善を続ける態度の話

その意味、戦前に帝国海軍が測距精度の低さをカバーしようと測的甲法を開発したのは自己改革と例として評価すべき
ただしサマールに至るまでこれで良しとし、射撃レーダー開発も遅滞したことは明確な劣位
実戦で初めて水上砲戦を経験した現場からの悲鳴は貴重すぎる戦訓だが、本来は演習で炙り出しておくべきだった内容だ