フリーレン世界における魔物の定義

魔族の始祖は「助けて」と鳴いて獲物の人間をおびき寄せる魔物。現在は完全に人語を操り、目的達成の為に人間と対話や交渉を行うこともある。前述の通り外見も多くが容姿端麗な人間の姿をしているが、中にはクヴァールの様に人間離れした姿のものもいる。
非社会的動物であり、社会性はほとんど無く、社会を運営するために必要な道徳や良識は絶無。唯一、力による上下(隷属)関係に従っている。そのため魔族間での交流は乏しいが、全くないというわけではなく、交友関係があったり、気遣いを見せることも稀にある。
多くの魔族は表情の変化に乏しいが、感情自体は人並みに豊か。恐怖や怒り、傲り、また作中の描写から優越感やそこからくる喜びなどもあると思われるが、社会をもたないためか悪意や罪悪感が欠けている(グリュックは正義感もないと推測した)。それ故に人を傷つけたり殺したりすることに躊躇が無い。また前述の通り良識も持たず、善意を見せたとしてもサイコパスのソレのような利己的な性情に沿ったものに留まる。
基本的に長命であり、魔王に至っては1000年以上も生きている。また老化で姿が変わることもない。魔物と同様、死ぬと衣服を含め体が黒い粒子状になって霧散・消滅する。
その殆どが頭に角が生えている。

おおむね特亜人の特徴では?