ソ連は宇宙飛行士のサバイバル用に、TP-82拳銃を開発、支給していた
TP-82は、3本の銃身が、正面から見ると∵形に並んでおり、上の2本が32ゲージの散弾銃、下の1本が5.45mmの施条銃身になっていた
上の2本は散弾の他に信号弾も発射可能、グリップ下部に付けられたストックは、外すと鉈になる優れものである
5.45mm弾は、AK-74シリーズ用のものを元に、弾頭重量を増やした特殊弾を使用していた
現在、TP-82は、この特殊弾の使用期限が切れたため、サバイバルキットからは外されたが、鉈の部分だけは今でも現役である