「持ちこたえられない」ウクライナ戦の長期化で軍人に人気の飲み物
中央日報日本語版 6/11(火) 8:53配信

ウクライナ戦争の長期化にウクライナ軍人の間で「エネルギー飲料」ブームが巻き起こっている。
約1000キロに達する戦線で生存するために短期的にエネルギーを補充するエネルギー飲料が大きな人気を呼んでいるということだ。

ニューヨーク・タイムズ(NYT)は8日(現地時間)、戦争の長期化でウクライナ内需市場が崩れた状況でもエネルギー飲料の売り上げが50%ほど
増えたと報じた。

NYTは「塹壕に向かって命をかけて進む兵士たちは、エネルギー飲料のためならコーヒー、コーラ、さらには水もあきらめることができる」とし、
「朝起きたらエネルギー飲料を飲んでパトロールに行く時も飲み、攻撃する前にも飲んでいる」と状況を伝えた。

ある軍人はメディアに「3日昼夜の間、まともに食べることも、寝ることもできない状態で40キログラムに達する完全軍装をして毎日数キロを
歩かなければならない」とし「エネルギー飲料以外には持ちこたえる方法がない」と訴えた。

戦争が長期化し軍人の体力、精神力の保存が最優先順位に浮上した中で、短期的にエネルギーを補充するカフェイン、タウリンが多量に含まれた
エネルギー飲料が人気を集めるのだ。

ウクライナ軍人の間で最もよく売れるエネルギー飲料ブランドは全世界的に知られた有名ブランド「レッドブル」「モンスターエナジー」などがあるが、
自国製品である「ボーリャ」も人気だ。

この飲料はミネラルウォーターを主に取り扱っていた飲料メーカーのIDSウクライナで生産されている。
該当メーカーでは、該当製品の発売後、ウクライナ軍に4万缶を寄付した。
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/4e4acbf8fca357eb2009312231964b57e24f8533