>>689
XF9は次期戦闘機を国産する場合の選択肢として準備されてたけど実際は「元々あった戦闘機開発ビジョンが潰れて」
国際共同開発することになったからエンジンそのものはお蔵入り。2018年にテンペストが発表されるとRRから
エンジン共同開発の話が来て2019年にIHIがXF9の「要素技術を活かして」次期戦闘機用エンジンの共同開発を目指すと
発表した時点で今の形はほぼ見えてたし、それが確定したのが21年12月にエンジン共同開発が決まり当時の水子F-Xと
テンペストが共通のエンジンを使うことになった時。その直後にエンジン開発の「次期戦闘機用エンジンシステム(その1)」契約が
結ばれているから今回の次期戦闘機用エンジンは実質的には最初からRRと共同開発していることになる。

(2021/12/19)
政府は、航空自衛隊F2戦闘機の後継となる次期戦闘機の機体開発の一部に、英国を参加させる方向で最終調整に入った。
エンジン部分は既に英国との共同開発の方針を固めており、エンジンと関連性のある機体部分も共同開発することで、
数兆円を見込む開発経費の削減を図る。英国が開発に参画するのは、ジェットエンジンのための空気取り込み口や、
排気口付近の部分。推力など戦闘機の性能の良しあしに直結するため、「エンジンと合わせて開発する方が合理的だ」
(防衛省幹部)と判断した。これらの部位は、機体のステルス性能や全体の形状とも密接に関連する重要性も持つ。
英国は同時期の導入を目指して次期戦闘機「テンペスト」の研究開発に取り組んでいるため、開発で共通する分野での
効率化が期待できる。英国は日本への情報開示に積極的で、配備後の機体改修などで秘匿情報や規制が少ないというメリットもある。

さらにこのエンジン契約と同時に共同開発でも「主に国産案」だった「次期戦闘機(その1)」の構想設計から
テンペストと機体を共通化する方針に舵を切り(「次期戦闘機(その2)」契約)GCAPという形でテンペストに
合流したのでエンジンもそのまま開発中。