言い方を変えれば
政府が非地域的に国家全体を支配するほど国家の権力を独占する時、
政府の権力を巡って競争がおきるので、それはいわゆる民主主義国家になる

逆に地方自治体がそれぞれ自身の地方の権力を手中に入れ、
中央の介入を最小限にする時、中央政府は権力が低く旨味がないので、
競争が起こらずいわゆえう独裁政権になる

だから「民主主義国家」の考える独裁は、実際の独裁とはかなり異なる
これらの国家は自国のような強力な権力をもつ中央政府を独裁者が掌握していると思いこむが、
事実はまさにそんな権力が中央政府にないから独裁者が治めているわけだ