ロシア軍、国境周辺で攻勢強める ハリコフ州で9集落制圧と発表

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/05/9-84_1.php#goog_rewarded

見方は色々あるかと思いますが、自分的にはプーチンもぼちぼち「停戦」を模索してるんじゃないかと。

理由

1 もし、より決定的な戦果を追求するなら、ウクライナ側の地理的重心であるドニエプル川渡河点目指してスラビャンスク他を縦深戦力で攻めるdeep operationを指向するはず。
この期に及んで広域作戦としてハルキウに手を出すのは軍事よりも政治。

2 今日発表で国防相のショイグをクビにした。奴は無能ですが、それでも軍系のシロビキの反発は避けられない。
敢えてショイグをクビにしたのは戦後を見据えてFSB系が主導権を軍から取り返そうと。
よってウクライナ戦争そのものはボチボチ手仕舞。

3 米国のウクライナ支援が復活。最近、トランプも有償でのウクライナ支援に言及しており、腰砕けのバイデン政権相手の間に講和した方が得。

ウクライナが国土の20%を失った状態で自然休戦とか正義もくそもあったものじゃないが、これが現実。
今のウクライナ軍ではこれ以上の領土奪回は望み薄。
悲しい情けない現実です。

日本が、ウクライナのような立場にならないようにしないと。
究極的に頼れるのは己自身です。
同盟もその気概あってこそですよ。