国境なき医師団MSFプレスリリース
ガザ:中部での虐殺はパレスチナ人からの「人間性の剥奪」
www.sankei.com/pressrelease/prtimes/ZWSJGQUGPVJIBMKYKW2TNAUHNU/ 要約・抜粋
1日で274人が死亡
過去数週間、南部ラファとガザ中部MSF支援先医療施設に多数の負傷者が一度に搬送される事態が繰り返し起きている。
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6月8日、意識不明の複数の子どもを含む60人余りの重傷患者が、MSFが支援する南部ナセル病院に搬送。同じ日、中部のアル・アクサ病院は、多くの子どもを含む負傷者420人、死者190人を受け入れた。患者は手足の切断など重度の外傷、開放骨折を負い
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MSF緊急対応責任者は、「数日のうちに小さな子どもを含む800人余りを殺害し、さらに多くの人を負傷させた軍事作戦が、国際人道法に則っているとどうして正当化できるでしょうか。『あらゆる予防措置をとっている』というイスラエルの声明など、受け入れられません」

6月初旬、イスラエルは難民キャンプ、学校、複数の人道援助用倉庫を繰り返し爆撃した。6月4日、中部で激しい空爆、少なくとも70人が死亡、300人余りが負傷した。多くは女性や子どもで、重度のやけど、爆弾の破片による傷、骨折を負ったためMSFが支援するアル・アクサ病院に搬送された。