一冊だけ一人だけでは分からないと思いますよ。図書館があるのなら、中東関係の本を手当たり次第に読んでみることをお勧め。日本でもパレスチナ関連で優秀な研究者は沢山います。あとは西欧の移民政策が何処から来ているか、その反動である「西欧の自死」てな一時流行った本なども斜め読みしてみるといいかもです。自分はそうしました。
ユダヤの歴史については、ここにもいるカルト系出版社の訳したものなども参考になります。「丘の少年」の存在は大分前からユダヤ人の中でも危惧している人はいました。訳者がガチガチで、苦笑いした覚えがあります。
どちらの立場からの主張にも目を通して、批判的に情報を仕入れ、自分なりに総括することが肝要かと思われます。広義には、西洋史、特に植民地や帝国主義の行く末てな観点になろうかと。それに対する抵抗運動がどう展開してきたか、そこに各宗教がどう影響を及ぼしているか等。分からないことは沢山ありますね。