>>407
ウクライナ戦争に先立つナゴルノ・カラバノフ紛争では、遮蔽物の無い平原での運用を前提として設計された
旧ソ連/ロシア製のSAMが、我々が思っている以上に設置や運用の制約が大きい事が顕在化しましたしな。

特にレーダーとミサイルランチャーの高低差が大きいと、システム上様々な障害が起きるらしく、山岳や
丘陵地帯では中/長SAMを設置できる地勢がかなり限られてしまったとか。

それに巡洋艦モスクワも本来なら容易に迎撃できたはずの、たった2発の亜音速SSMによって敢え無く
撃沈されてしまったのだから、S-300/400は秒単位の迅速なリアクションタイムが求められる野戦での
弾道ミサイル防衛には向かないんじゃないかと。

それに操作する兵員の練度の低さや、指揮命令系統の遅延も加われば尚更。